エアコン 処分 費用

エアコンを取り外して処分してもらうのに費用はどれくらいかかる?

引っ越しや買い換えで、要らなくなったエアコンを処分したいという方はいませんか?

「自治体の粗大ごみで出したらいいだろう」と考えている人は要注意です!
エアコンは、家電リサイクル法という法律の対象家電になっていますので、自治体の粗大ごみとして捨てることができません。

ではどのように処分したらよいのでしょうか?

この記事では、エアコンを処分する方法5つとその費用についてご紹介します。

エアコンの処分は無料でもできる!?時間をとるかお金をとるか!

エアコンを取り外して処分して-もらうのに費用はどれくらいかかる?


法律に違反してエアコンを不法投棄すると、環境破壊につながるだけでなく、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が課せられます。
過去の事例では不法投棄の場合、約30万円ほどの罰金を課せられるケースが多いようです。
法律に違反しない正しい方法で処分するようにしましょう!

家電リサイクル法の概要
この法律では、
・家庭用エアコン
・テレビ(ブラウン管式・液晶式(電源として一次電池又は蓄電池を使用しないものに限り、建築物に組み込むことができるように設計したものを除く。)・プラズマ式)
・電気冷蔵庫・電気冷凍庫
・電気洗濯機・衣類乾燥機
の家電4品目について、小売業者による引取り及び製造業者等(製造業者、輸入業者)による再商品化等(リサイクル)が義務付けられ、消費者(排出者)には、家電4品目を廃棄する際、収集運搬料金とリサイクル料金を支払うことなどをそれぞれの役割分担として定めています。

環境省 特定家庭用機器再商品化法(平成10年6月5日法律第97号)

エアコンを取り外して処分して もらうのに費用はどれくらいかかる?

要らないものを捨てるだけなので出来るだけ安く済ませたいですよね。
エアコンの処分にかかる費用は、0円〜円ほどです。
その方法を、無料のものも含めて5つご紹介していきます。

ひとつ注意しておきたいのは、エアコンの処分には「家電リサイクル料金」が必要だということです。
家電リサイクル法により消費者はリサイクル(回収、分解、再利用)にかかる料金を支払わなければなりません。
消費者は「家電リサイクル券」を購入することで家電リサイクル料を支払います。

エアコンのリサイクル料金は製品の種類や大きさによって料金が異なります。

一般的には990円からとなっています。(2020年11月現在)

家電リサイクル券の購入方法は2つあります。

  • 料金販売店回収方式
    家電量販店などでよく見られる引き取りサービスの場合はこちらの方式になります。販売店側が製品の型番の確認をして料金を計算してくれるほか、必要書類への記入も行ってくれます。
  • 料金郵便局振込方式
    家電量販店などを通さずに自分で処分場に持っていくという場合には、こちらの方式でリサイクル料金を支払いましょう。
    郵便局でリサイクル料金を支払う方法(こちら
    1. 処分したいエアコンの製造業者名を確認しておく。
    2. 「リサイクル料金一覧」で必要事項(製造業者等名コード、品目・料金区分コード、リサイクル料金)を確認する。
      ※郵便局内にある冊子で確認できるほか、こちらからオンラインで確認することもできる。オンラインで確認する場合は対応年に注意。
    3. 郵便局内にある「家電リサイクル券 払込票」に2で確認した必要事項を記入する。
    4. 貯金の窓口かATMで料金を振り込む。
    5. 日附印が押印された振替振込受付証明書を家電リサイクル券の所定の位置に貼り付ける。

エアコンの処分方法!無料でも処分できます

不用品回収業者に頼む(他のものも頼み値切るのもあり)

【相場:5,000円〜】料金の詳細はこちら

不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう方法があります。
料金はかかりますが、手間や労力をかけずにエアコンを処分することができるでしょう。
忙しくて時間がない人や手間をかけずに処分したい人、またエアコンの他にも処分したいものがあるという人にオススメの方法です。

家電リサイクル券は料金郵便局振込方式で自分で購入しておく必要があります。
回収当日、不用品回収業者に渡しましょう。

メリット

  • 家まで引き取りに来てくれるので手間や労力がかからない
  • 都合に合わせて回収日の日時指定ができる
  • 専門業者に頼むので安心して確実に処分できる
  • エアコンの他にも処分したい家具や家電などの不用品がある場合は、まとめて回収してもらえばお得になることも

デメリット

  • お金がかかる
  • 自分で郵便局で家電リサイクル券を購入する必要がある

指定取引場所に自分でもっていく

【相場:990円〜】

近くの家電リサイクル品を引き取ってくれる場所を探し、エアコンを自分で持っていく方法もあります。
最寄りの指定取引場所はこちらからご確認ください。
自分でエアコンを取り外して車に運び入れ、指定取引場所まで持っていきましょう。
費用は家電リサイクル料金のみなので、安価に処分することができますよ。

しかし、素人にはエアコンの取り外しはやや難しいので注意が必要です。
あとの記事でエアコンの取り外し方について簡単に説明しているので、「どうしても自分でエアコンを取り外すのにチャレンジしたい」という人は参考にしてくださいね。

家電リサイクル券は事前に自ら郵便局で購入しておく必要があります。
エアコンに貼り付けて指定取引場所へ持っていきましょう。

メリット

  • 家電リサイクル料のみで処分できるため経済的

デメリット

  • 自分でエアコンを取り外して指定取引場所まで持っていくのが大変
  • 手間と時間がかかる
  • 自分で郵便局で家電リサイクル券を購入する必要がある

自治体の家電リサイクル品引き取りサービスを利用する

【相場:3,490円~4,690円】

自治体によってはリサイクル家電4品目の回収のサービスを行っているので、こちらを利用するのもひとつの方法です。
自分の住んでいる地域でリサイクル家電の引き取りサービスがあるか確認してみましょう。
自治体によって家の玄関先まで回収に来てくれる場合もあれば、指定の場所まで自力で運ばないといけない場合もあるので、利用手順についてもチェックしてください。

家電リサイクル券は事前に自分で郵便局で購入しておく必要があります。
回収当日に回収業者に渡すようにしましょう。

もし東京都23区内にお住いでしたら、「家電リサイクル受付センター」へエアコンの引き取りを依頼できますよ。

利用手順

  1. 電話で家電リサイクル受付センターに収集を申し込む
    ※収集予定日・予定料金・回収業社と連絡先を案内されるので確認しておく
  2. 回収日の前日もしくは当日に回収業者から事前確認の連絡がある
  3. 回収日当日、家電製品を回収業社に玄関先(マンションやアパートなどの集合住宅の場合は1階)で引き渡す

利用料金
家電リサイクル料(990円〜)+収集運搬料金(2,500円~3,700円ほど)=3,490~4,690円程度

メリット

  • 家電リサイクル受付センターの場合、玄関先まで回収に来てもらえるので手間がかからない

デメリット

  • お金がかかる
  • 自治体によってはサービス自体がない
  • エアコンを自分で取り外す必要がある

家電量販店にお願いする

【相場:2,640円

ケーズデンキやヤマダ電気といった家電量販店に不要なエアコンの引き取りを依頼する方法もあります。
ただし、処分したいエアコンを購入した店舗か、買い換えで新しくエアコンを購入した店舗のみが対象となるので注意しましょう。
また、処分したいエアコンを購入した店舗に回収のみを依頼する場合は別途訪問回収料金が発生します。

家電リサイクル券は家電量販店が用意してくれるので、こちらはお金を払うだけでかまいません。

家電量販店エアコン回収の利用手順

  1. 家電量販店でエアコンの回収を依頼する
  2. 回収予定日や回収業者の確認をし、家電リサイクル券を受け取る
  3. 回収業者がエアコンの回収をしに来る

利用料金
リサイクル料+回収・運搬料+訪問回収料※新しいエアコンを購入して設置日に不要なエアコンを引き取ってもらう場合には不要

メリット

  • エアコンの取り外しから回収まですべて行ってもらえるので楽チン
  • 家電リサイクル券も店舗が用意してくれるので料金を払うだけでいい

デメリット

  • 回収してもらいたいエアコンを購入した店舗か、新しいエアコンを購入した店舗にしか依頼できない
  • お金がかかる

知り合いにあげる

【無料】

エアコンが欲しいという知り合いに譲る方法もあります。
自分で運べば無料でエアコンを手放すことができますよ。

しかし、エアコンが欲しい知り合いが遠くにいて宅配業者などを使う場合は、送料がとても高くなるだけでなく、梱包も大変で手間がかかります。
知り合いに譲る場合は、自分たちで運ぶようにしましょう。

エアコンを処分する訳ではないので、家電リサイクル券を購入する必要もありません。

メリット

  • 無料でエアコンを手放せる
  • エアコンが欲しい人に譲れるのでお互い嬉しい

デメリット

  • 近場の知り合いに限る
  • エアコンを自分で取り外して持ち運ぶ必要があり、手間と時間がかかる

エアコン処分!自分で取り外す方法

エアコンを処分する方法を5つ紹介してきました。
このうちの3つの方法(指定取引場所に自分でもっていく・自治体サービスの家電リサイクル受付センターを利用する・知り合いにあげる)では、自分でエアコンを取り外す必要があります。

エアコンは素人でも取り外すことができますが、ガスが使われていたり、室外機と室内機に分かれているため取り扱いが難しいです。
しっかりと正しい方法を理解して安全にエアコンを取り外しましょう。

エアコンにはガスが使われているので、取り外し方法を間違ってしまうと爆発事故を起こす危険性もあります。
自信のない方は専門業者に依頼してくださいね。

セパレートエアコン(室外機付き)

セパレートエアコンは室内機と室外機に分かれた一般家庭で最もよく使われているタイプのエアコンです。
取り外し手順

  1. 冷媒ガスを室外機に回収させる
    ポンプダウンという方法でエアコンの冷媒ガスを室外機へ回収させます。室外機からは2本の配管が出ています。配管の太い方が室外機にガスを受ける管、配管の細い方が室内機にガスを送り出す管です。先に配管が細い送り側のバルブキャップをスパナで外しましょう。そのあと六角レンチでバルブを閉めます。バルブを閉めたらエアコンを冷房で作動させます。2~3分ほどで運転を止め、配管の太い受け方のバルブを六角レンチで閉めましょう。
  2. 室外機のパイプを取り外す
    次に、両方のバルブがきちんと閉まっているのを確かめてから室内機の方の電源コードを抜きます。そのあとに室外機のパイプを取り外していきましょう。ここで注意して欲しいポイントは、先に配管の細い送り方のパイプから取り外すことです。
  3. 室外機側の電源コードを切断
    両方のパイプが取り外せたら、室外機の方の電源コードを切断します。このときに1本ずつ切断するようにしましょう。 3本ある電源コードをまとめて切断するとショートを起こす可能性があります。十分注意してください。

窓用エアコン

窓用のエアコンは、窓に直接取り付けるタイプのエアコンで室外機がありません。
室外機がない分、セパレートタイプのエアコンに比べると取り外しは簡単と言えます。
しかし窓用エアコンは重さが約20kgほどあるので、取り外し作業をするときは2人以上で行うのが良いでしょう。

取り外し手順は製品や取り付けてある窓枠の様式によって異なります。
まずはお手持ちの窓用エアコンの説明書を確認してみましょう。
設置したときの取り付け手順を逆に行い、取り外しを行ってください。

取り外す際の注意点としては、本体を傾けると内部の水がこぼれることがあるので、こぼれないよう水平を保ちながら移動させるということです。

エアコンの処分方法まとめ

エアコンを処分する方法を5つご紹介しました。
最後に簡単にまとめると以下のようになります。

費用家電リサイクル券購入方法メリットデメリット
不用品回収業者に頼む5,000円自分で郵便局で購入・取り外しから回収まですべて行ってもらえるので
安心安全で楽チン
・時間と労力の節約になる
・お金がかかる
指定場所に持っていく990円自分で郵便局で購入・家電リサイクル券の費用だけで済む・エアコンの取り外しが大変
自治体のサービスを利用3,490円~自分で郵便局で購入・家電リサイクル券と回収費だけで済む・エアコンの取り外しが大変
家電量販店に頼む2,640円〜店側が用意 (支払いは自分)・取り外しから回収まですべて行ってもらえるので
安心安全で楽チン
・お金がかかる
・利用するには条件がある
知り合いにあげる無料購入の必要なし・無料でエアコンを手放せる・エアコンの取り外しが大変

指定引取場所に自分で持って行ったり、自治体の家電引き取りサービスを利用すれば、安くエアコンを処分できます。
しかし、素人が自分でエアコンを取り外すのは、爆発事故を起こす危険性もあり注意が必要です。

いままで自分でエアコンを取り外したことがないという人は、不要品回収業者か家電量販店に頼むのが良いでしょう。
費用はかかりますが、手間と労力を考えると一番コストパフォーマンスが高いです。

家電量販店は、新しくエアコンを購入した場合か、処分したエアコンをその店舗で購入した場合にしか依頼できないことに注意してください。

不要になったエアコンを安心安全に手間なく処分したい人は、不要品回収業者に依頼しましょう!